もし、市販のリース台を使ったら…
便利でしかもきれいな輪状になっているので、すぐに素材を飾り付けることができて完成します。
そんなリース作りも簡単にできて楽しいですが、今回は自然の蔓(つる)を使って自分の手で土台を形創るところから始めましょう。
ご用意した蔓は「アケビ」「カラスウリ」「アカネ」「アイビー」等です。
太さも長さも、曲がり具合も含めて不揃いな蔓と対話し、自然の形に寄り添いながら好みの大きさに丸めていきます。
飾る素材は自然のものを使いましょう。
山や森に存在していた色から次第に変化する様子も毎日観察してみるといいですね。
「リース」と聞くとクリスマスの飾りを思い描きますが、輪になっているリース本来の意味である「始めも終わりもなく永遠に続く愛」ということも知っておくと良いかもしれません。
蔓は大井松田の農家さんのご協力をいただいて採らせてもらいました。
家族でミカン狩りや竹を使った工作など、様々な体験ができるところでもありますので、いつか造形教室でも皆さんと一緒に訪ねたいと考えています。